TOPICS

ご覧いただきありがとうございます。平井@イーハイブです。

体調を崩して、しばらく寝込んでおりました。

10月のお知らせが遅れたことをお詫びいたします。

季節の変わり目、みなさんも体調にはくれぐれもご注意ください。

今月は、9月から書いてきたベーシックインカムの連載について、少しお話ししたいと思います。

「お金を上からではなく、下から流したら?」

新宮CoCoスクエアやCoCoコインを通して、地域の人や商売のことを考えていると、お金をどれだけ持っているかだけでなく、どこから、誰へ、どう流れるかが気になってきます。その問いを、もう少し大きな仕組みに広げて考えてみました。

9月の発信や活動も、テーマ別にまとめています。気になるものからご覧ください。


【1】平井の独り言――お金を上からではなく、下から流したら?

期限付きデジタル・ベーシックインカム連載の見出し画像

まず、暮らす人のところへ

会社を支えるというと、設備への補助や、事業への支援を考えることが多いですよね。もちろん、それも必要です。
でも、その会社のお客様になる人たちの暮らしを支える、という順番もあるのではないでしょうか。
生活者のところへお金が届く。その人が自分でお店を選び、買い物をする。お店に売上が立ち、仕入れ先や、そこで働く人へとお金が渡っていく。
そんなふうに、下からお金を流し始めたら、暮らしや地域の商売はどう変わるだろう。今回の連載は、その疑問から始まりました。

毎月10万円。ただし、貯金はできません

考える入口にしたのは、「毎月1人10万円分のデジタル給付枠を受け取る」という仮定です。
ただし、その給付枠には期限があり、生活のための買い物やサービスに使う。貯金や投資に回すことはできず、使わなければ期限が来て失効する。一方、お店が受け取るときには普通の円になり、仕入れや給料などに使える。そんな仕組みを考えました。
今ある貯金をなくそう、という話ではありません。働いて得たお金を貯めることも、お店が将来に備えて利益を残すことも、必要です。新しく生活支援として渡すお金を、まず暮らしに使い、誰かの売上へつなげられないか、という話です。
一般的な、自由に使える現金を無条件で配るベーシックインカムとは違います。ここでは「期限付きデジタル・ベーシックインカム」という名前で、思考実験として考えてきました。

考えるほど、次の疑問が出てくる

お店で円にできるなら、家族同士の架空の取引で現金化できてしまわないか。誰に配るのか。財源はどうするのか。買い物を通して流れたお金も、最後には資産を持つ人へ集まるのではないか。
ひとつ考えると、次の疑問が出てきます。AIとも対話しながら、その疑問を一つずつ記事にしていきました。
月10万円は、効果が確かめられた最適な金額ではありません。財源の問題も、解決したことにはしていません。期限を付ければ必ずよいとも限りません。大きな支出に備えて貯める自由や、病気などで期限までに使いにくい人のことも考える必要があります。

一律にお金を渡しても、医療や介護、保育などの支えが全部いらなくなるわけではない。スマートフォンを使えない人や、通信障害のときはどうするか。便利な仕組みにするほど、買い物の履歴や個人情報の扱いも気になります。

「配れば全部よくなる」とも、「財源がないから無理」とも、すぐに決めてしまわず、その中身を考えてみたいと思っています。

全12回を書き終えました

9月22日から毎日1話ずつ公開し、本日10月3日、第12回の最終回を公開しました。
最終回のタイトルは、「毎月10万円で、何が変わり、何が残るのか」です。
完成した制度案を発表した、ということではありません。最初は一つだった問いが、仕事や商売、家族の選択、財源や使いやすさへと広がりました。その期待と、まだ答えの出ていない課題を、最後に整理しています。
新宮CoCoスクエアで考える小さな地域の仕組みと、国全体の制度では、規模も条件も違います。それでも、まず暮らす人を出発点にしたい、という思いはつながっています。
皆さんだったら、この仕組みをどう感じるでしょうか。よかったら、気になる回から読んでみてください。

■全12回の目次はこちら――お金を上からではなく、下から流したら?

■最終回:毎月10万円で、何が変わり、何が残るのか


【2】10月生まれの皆さまへ

10月にお誕生日を迎える皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今月は、二十四節気の「寒露」を入口に、実りを喜び、その中にある次の種を見つけるお話を書きました。

大きな成果だけが収穫ではありません。できるようになったこと、出会えた人、続けられたこと。小さくても、今年実ったものを一度しっかり喜ぶ。次へ走り出す前に、おいしいものをいただきながら、体も休めたいですね。

■実りを喜び、次の種を残す季節に──10月の誕生日に寄せて


【3】9月の発信と活動

ホームページ・すまっぽん!

9月は、すまっぽん!の表示レイアウトを大きく見直しました。ホームページについても、作るときの機能だけでなく、公開後に誰が更新し、どう使い続けるかを考えています。小さなお店のお客様が、必要な情報へ迷わずたどり着けることを大切にしたいですね。

ホームページ・すまっぽん! の代表記事画像

■ホームページ運用が止まってしまったときの改善の考え方

更新が止まったホームページを、担当者の努力だけでなく運用の仕組みから見直す。

■アプリ風ホームページ「すまっぽん!」 大幅デザインリニューアル

イーハイブ掲載と同内容のすまっぽん!デザイン刷新ニュース。

関連記事:イーハイブのニュースリリース

■【新機能】表示レイアウトが選べるようになりました

標準・カード・コンパクト・リストの4種類から表示レイアウトを選べる新機能の利用案内。

■アクセスが増えないのは更新していないからなのか?

記事更新とアクセスの関係を考える。記事を増やすだけでなく、届けたい相手や内容を見直す。

■WordPressとコムログクラウド、どちらを選ぶ? 公開後の運用から考えるCMS選び

CMS選びを、公開後の更新担当者や保守体制から考える。

■WordPressとコムログクラウド、どちらがいい? 作った本人が、向いている人を比べてみた

開発者本人の視点から、WordPressとコムログクラウドに向いている利用者を比較する。

AI・考え方・仕事の進め方

AIでできることが増える中で、仕事の進め方や、自分が何を面白がっているのかを振り返りました。「とりあえずやってみよう」という姿勢も、準備をしなくていいという意味ではありません。考え、形にし、また変えていく。その積み重ねを大切にしたいと思っています。

AI・考え方・仕事の進め方 の代表記事画像

■「適当力」を、ちょっと誤解させていたかもしれない。

「適当でいい」を、準備不要という意味に受け取ってほしくない。まず動き、変えていく姿勢を説明する。

■「平井くんは、もう優しさはもういらんやろ」と言われた話

書き初めの「優」をきっかけに、自分の優しさを振り返る。できない人を切るより仕組みを考える姿勢。

■AIに「私に似た芸能人」を聞いたら、憧れの所ジョージさんだった。

AIに活動スタイルの似た芸能人を聞いたら所ジョージさん。面白いことを形にする自分のあり方を振り返る。

■子どもの頃から好きだったのは、「考えて、形にすること」

子どもの頃から好きだった「考えて、形にすること」を振り返り、現在の仕事や活動とのつながりを考える。

■AIという大きな波をどう乗りこなす? イーハイブ全体会議

3か月ぶりのリアル全体会議でAI時代の仕事を議論。スタッフとお客様の役に立つ次のイーハイブを考える。

■新宮CoCoスクエアで、 「AI導入で今後は教えてもらえない 紙1枚すごい仕事術」 のセミナーを開催しました。

9月26日に内田先生を迎え、12名が参加。目的と疑問を決めて本を読み、紙1枚へまとめる仕事術を学ぶ。

働き方・出版・制度への問い

週2正社員の小説を、Webで読めるまま、あえて本にもしました。誰かへ手渡せる形にすることで、働き方の話が届くきっかけを増やしたかったからです。制度についても、よい目的を掲げるだけでなく、現場で動かす人の負担まで考えたいと思っています。

■Webで公開している小説を、あえて本にした話

無料のWeb連載を紙の本・電子書籍にした理由。手渡せる本の形で、働き方の考えを届ける。

■Webで連載してきた「週2正社員」の小説シリーズが、本になりました。 そして、その本がようやく手元に届きました。

週2正社員の小説4編が本になり、手元に届いた報告。CoCoのゆるすこと研究所の棚でも紹介。

■25%カットは撤回された。でも、これで終わりじゃない。

福祉の処遇改善支援をめぐり、支給額だけでなく事業者の負担とリスクにも目を向けた記事。

■補助金申請をしていて、ふと思った。これは誰のためなんだろう。

補助金申請の現場から、企画・調整を担う人の労力や自社開発の扱いに疑問を投げかける。

■給料は5分の2。社会保険料はそのまま。――週2正社員にして気づいた「3か月の壁」

週5日から週2日へ働き方を変えた実践から、給与変更と社会保険料の変更の時差を考える。

関連記事:週2正社員サイトの記事

新宮CoCoスクエア・地域・交流

めんたいジャーキーが商品になり、いろいろなお店の商品を組み合わせるギフトも始まりました。ランチ会や部活動、歴史や文化を通した交流も続いています。ひとつひとつは違う活動ですが、人が関わり、そこから次のことが生まれるという点では、つながっているんですよね。

新宮CoCoスクエア・地域・交流 の代表記事画像

■新宮CoCoスクエア 2026年8月ランキング

9月1日公開の8月売上ランキング。レンタルボックスの売れ筋を紹介。

■新宮CoCoスクエア、本当に真似していいんですか?

CoCoの仕組みを各地域で真似してほしいという考え。画一的なフランチャイズではなく、地域ごとに育つ場を目指す。

■15人で囲む「鶏すき」――第4回ばあちゃんじいちゃんランチ会

15名で郷土料理の鶏すきを囲んだランチ会。持ち寄りの食卓から会話とつながりが生まれる。

関連記事:CoCo公式の開催報告

■「ふくおか経済」9月号に新宮CoCoスクエアを掲載いただきました!

ふくおか経済2026年9月号で新宮CoCoスクエアが紹介された掲載報告。

■9月9日は「重陽の節句」

菊や後の雛を通して健康と長寿を願う重陽の節句。CoCoでの季節の催しを紹介。

関連記事:CoCo公式の紹介記事

■新宮CoCoスクエア、ついに公式LINEスタンプができました(笑)

ピンクのチャレンジドアをモチーフにした公式LINEスタンプ「ピンクのドアのCoCo」を紹介。

■新しいサービス「いろんなお店の商品を集めて「わたしのギフト」をつくりませんか?」

CoCoのいろいろなお店の商品を組み合わせ、自分だけのギフトを作る新サービスを紹介。

■7月のリベンジ!名島の歴史を巡り、中華「来福」へ10.9km|新宮CoCoスクエア・ウォーキング部

名島の歴史を巡り、中華「来福」まで10.9km。暑さで断念した7月のリベンジを果たした部活動報告。

関連記事:CoCo公式の活動報告

■2026年9月7日(月)、サウンドパーク新宮店で「カラオケ部」の第6回活動を行いました!

9月7日のカラオケ部第6回活動。6名が参加した交流の報告。

■スポーツと文化でつながる、秋の交流デー|10月14日は新宮CoCoスクエアへ!

10月14日のスポーツと文化の交流企画をまとめた9月公開記事。九州プロレスとブルガリア民族舞踊団を紹介。

関連記事:CoCo公式の全体案内/九州プロレスの案内/ブルガリア民族舞踊団の案内/プロレスラーとの交流について書いたnote

■そろばんを弾くのが、ちょっと早い。――月2,000円のレンタルボックスで気づいたこと

月2,000円のレンタルボックスを、来客数や採算だけで判断してよいのか。店長として関わる経験を考える。

■「あーでもない、こーでもない」が商品になった。新宮CoCoスクエア発、めんたいジャーキー!

CoCoを拠点に起業した結研株式会社のめんたいジャーキー。企業の協力と約1年の試作が商品につながった。

関連記事:CoCo公式の販売案内

■17年目に入った「東区オフ会」、はじめての方もお待ちしております。次回開催11月27日金曜日19時~

17年目を迎えた東区オフ会の成り立ちと参加案内。香椎で人が集まり続ける交流の場を紹介。

■小さなお店の情報発信はシンプルでいい説

小さなお店の情報発信は、情報量を増やすより、お客様が必要な情報に迷わず届くことを考える。

■柳川と新宮が「立花」でつながった日。柳川市役所を表敬訪問してきました

立花家やさげもんの縁から柳川市役所を訪問。新宮と柳川を歴史と文化でつなぐ活動。

関連記事:CoCo公式の訪問報告

お金の流れ・ベーシックインカム

9月には、顔の見える小さな経済について考え、期限付きデジタル・ベーシックインカムの連載を始めました。ここでは9月に公開した第1〜9回を並べています。10月公開の第10〜12回も、その下に続けてご案内します。

■大きな経済、小さな経済。お金が役に立たないとき、おにぎりを分け合える人はいますか?

顔の見えない大きな経済と、顔の見える小さな経済。お金だけでなく、分け合える関係の価値を考える。

■第1回|毎月10万円。ただし、貯金はできません ベーシックインカム

連載第1回。毎月10万円分の給付枠に期限と使い道を設け、生活と商売を支えるという仮定を考える。

■第2回|お店が受け取ったら、普通の円になる ベーシックインカム

連載第2回。生活者の給付枠を、店側では普通の円で受け取れるようにする流れを考える。

■第3回|家族4人で毎月40万円を現金化できる? ベーシックインカム

連載第3回。家族間などの架空取引による現金化の問題と、不正を防ぐ仕組みの限界を考える。

■第4回|誰に配る? 日本国籍か、日本在住か ベーシックインカム

連載第4回。国籍と居住のどちらを基準に給付対象を決めるか、制度の目的から考える。

■第5回|毎月10万円の財源は?「減るお金」で賄えるのか ベーシックインカム

連載第5回。月10万円という仮定の財源を検討し、減価するお金の仕組みと給付案を区別する。

■第6回|景気を上からではなく、下からつくる ベーシックインカム

連載第6回。企業を先に支援するだけでなく、生活者の購買から地域の売上と仕事を生む順序を考える。

■第7回|配ったお金は、税金としてどこまで戻るのか ベーシックインカム

連載第7回。給付が消費・所得・税収へ回る可能性と、期待だけでは計算できない限界を考える。

■第8回|下から流しても、最後は資産家に集まるのか

連載第8回。下からお金を流しても資産家へ集まるのか。資産格差や物価、制度の持続性を考える。

■第9回|生活のためだけに、仕事を選ばなくてよくなったら ベーシックインカム

連載第9回。生活の土台が支えられた場合の仕事選びを考え、実証実験の結果を一律に扱わないよう整理する。

10月に公開した続き――全12回がそろいました

■第10回|政治家に選ばれるより、お客様に選ばれる商売へ

■第11回|子どもを持ちたい気持ちを、お金の不安で諦めなくてよくなったら

■第12回|毎月10万円で、何が変わり、何が残るのか

■シリーズの目次はこちら


【4】こんねくとラジオ

9月は、高校の一期生だった頃の話、AIと仕事の余白、東京と柳川で感じたことをお話ししました。思い出話から始まっても、今の働き方や地域のことにつながっていくのが面白いですね。気になる回から、どうぞお聴きください。

■校舎も先輩もいなかった。香住丘高校一期生の話|こんねくとラジオ第91回

校舎も先輩もいなかった香住丘高校一期生としての経験を振り返る、こんねくとラジオ第91回。

■AIで効率化したのに、なぜ余白がなくなるのか|こんねくとラジオ第92回

AIで作業は速くなったのに余白が減るという実感。企画づくりと実行のバランスを考える、第92回。

■都会の速さ、地域のつながり。東京と柳川で感じたこと|こんねくとラジオ第93回

東京のAIによる仕事の変化と、柳川の文化から育つつながりを対比して振り返る、こんねくとラジオ第93回。


【5】ホームページセミナー&出没予定

活用できるホームページが3時間で作れるセミナー

  • 日時:2026年11月11日(水)13:30〜17:30
  • 会場:新宮CoCoスクエア セミナールーム
  • 住所:福岡県糟屋郡新宮町美咲3-1-1 新宮プラザ2階
  • 定員:12名(先着順)
  • 受講料:1,500円(当日会場でのお支払い)
  • 持ち物:ノートパソコン・筆記具

マーケティングや検索からの入口を考え、ホームページビジョンシートを作り、実際にコムログクラウドでホームページを作ります。次回は11月の開催です。

■セミナーの詳細・お申し込み

オープンイーハイブ――10月20日(火)、新宮で開催

10月のオープンイーハイブは、10月20日(火)、新宮で開催します。

ホームページやすまっぽん!、AI、週2正社員など、気になることがあれば、お気軽にお話しにいらしてください。


9月もいろいろなことを考え、形にしてきました。今月は、皆さんの暮らしや商売のことも聞きながら、また考えを深めていけたらと思っています。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

平井良明/株式会社イーハイブ

■先月のお知らせ――令和8年8月8日、会社としても新しいドアを開きました。

© 株式会社イーハイブ
POWERED BY  COMLOG CLOUD
RSS2.0