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ご覧いただきありがとうございます。平井@イーハイブです。

11月になりました。
暦の上では、もうすぐ立冬。九州ではまだ紅葉が見頃ですが、朝晩はすっかり冷えるようになりましたね。

10月は、PHPの脆弱性が話題になりました。ホームページもシステムも「作ったら終わり」ではない。そんなことを改めて考えていた時期に、noteでは「なんだかおかしい、昨今のセキュリティ事情」という連載を全7回で書いていました。

今月は、そのセキュリティのお話から始めたいと思います。10月の発信や活動も、テーマ別にまとめています。気になるものからご覧ください。


【1】平井の独り言――そのセキュリティ、誰を守っていますか?

連載「なんだかおかしい、昨今のセキュリティ事情」

「安全のため」の、小さな違和感

イベント写真の顔が、全部モザイク。パスワードは毎月変えてください。パスワード付きのZIPファイルが届いて、少しすると「先ほどのファイルのパスワードです」という別のメール。……同じメールで送るんですね(笑)

どれも「安全のため」と言われます。でも、それって本当に人を守っているんでしょうか。それとも、何かあったときに説明しやすくしているだけなんでしょうか。連載は、そんな日々の違和感から始まりました。

AIのせい? 名簿は売られているのに?

情報漏洩が起きると、最近は何でも「AIによる高度な攻撃」と語られがちです。でも、パスワードが盗まれる、弱点を突かれる、内部の人が持ち出す。どれもAIが登場する前からある問題ですよね。

そもそも、個人情報はなぜ盗むとお金になるのか。買う人がいるからです。個人情報を守れと言いながら、名簿を売る商売が普通に存在している。そこにも、なんだかおかしさを感じています。

中小企業は、お金より先に「何を守るか」

セキュリティ対策は、お金をかけた会社が勝つゲームではないと思うんです。まず考えたいのは、自分の会社にとって絶対に失ってはいけないものは何か。そのうえで、パソコンやソフトの更新、多要素認証、退職した人のアカウント削除、バックアップの確認といった、地味だけど大切なことから。

内部からの持ち出しも、従業員を疑うより、必要以上の情報を持ち出せない仕組みにしておく。信頼しているから何でもできるようにしておくのは、本当の信頼とは少し違う気がします。

漏れるより怖い、仕事が止まること

最終回で考えたのは、もし明日の朝、会社のパソコンが全部動かなかったら、ということです。見積書も請求書もメールも使えない。社員は出勤しているのに、仕事ができない。売上は止まるのに、経費は止まらない。

「バックアップは取っています」という会社は多いと思います。でも、そのバックアップから、何日で仕事を再開できるでしょうか。攻撃されないことだけでなく、攻撃されたあとのことまで考えておく。それが本当のセキュリティ対策なのではないかと思いました。

私たちにとっても、他人事ではありません

コムログクラウドやすまっぽん!のように、サーバーやシステムの管理を私たちが引き受けるサービスは、お客様に本業へ集中していただくためのものです。その分、裏側を守り続ける責任は、私たちの側にあります。PHPの騒動について書いた記事では、その考え方と、保守がなぜ必要なのかをまとめました。

セキュリティは、怖がらせるためのものでも、ルールを増やすためのものでもなく、みんなが明日も安心して仕事を続けるためのもの。皆さんの会社では、何を一番守りたいですか?

連載「なんだかおかしい、昨今のセキュリティ事情」全7回

■【第1回】セキュリティのために、みんな不便になっていませんか?

写真のモザイク、パスワードの定期変更、ZIPのパスワード別送。その対策は誰のためかを問い直す。

■【第2回】情報漏洩はAIのせい? 企業はいつから被害者になったのか?

何でもAIのせいにする報道と、漏洩を起こした企業の「被害者」としての語り方への違和感。

■【第3回】個人情報を守れと言いながら、個人情報が売られている不思議

情報が盗まれるのは買う人がいるから。名簿業者が存在する社会の仕組みを考える。

■【第4回】中小企業のセキュリティ対策、本当にそんなにお金が必要ですか?

実践編のはじまり。会社ごとに守るべきものは違う。まず何を守るのかを決める。

■【第5回】高価なセキュリティ製品より、先にやることがありませんか?

ソフトの更新、多要素認証、退職者のアカウント削除、バックアップ。地味な基本から。

■【第6回】従業員を疑うより、情報を持ち出せない仕組みを

内部からの持ち出しは、監視より仕組みで防ぐ。ベネッセの事件も振り返りながら。

■【第7回・最終回】情報漏洩より怖いのは、明日から仕事ができなくなること?

ランサム攻撃で仕事が止まったら。バックアップから本当に業務を再開できるかを考える。

あわせて読みたい

■PHPの騒動から考える。ホームページは「作ったら終わり」じゃないんです。

WordPressもAI制作も悪くない。大切なのは、公開後に誰が管理を続けるのか。

■PHPの脆弱性に関するイーハイブからのお知らせ

今回のPHP脆弱性に対する、当社サービスへの影響についてのお知らせです。


【2】11月生まれの皆さまへ

11月にお誕生日を迎える皆さま、お誕生日おめでとうございます。

今月は、二十四節気の「立冬」を入口に書きました。10月の「寒露」では、収穫したものの一部を次の種として残すお話をしましたが、ここからが大切なんですよね。残した種を、次の春まできちんと守ること。冬は何もしない季節ではなく、次の春に向けて力を蓄える季節です。根菜たっぷりのお鍋で、体もあたためてくださいね。

11月の誕生日に寄せて

■次の春に向けて、力を蓄える季節に──11月の誕生日に寄せて


【3】10月の発信と活動

ホームページ・運用

更新が止まってしまうホームページは、担当者がいい加減だからではなく、真面目に考えすぎているからかもしれません。発表会のように構えず、日々の仕事の中から小さく更新していく。セキュリティの話と同じで、続けられる仕組みを考えることが大切だと思っています。

ホームページを放置してしまう心理
■ホームページを放置してしまう心理

更新が止まるのは、真面目すぎるからかも。お客様の質問など、日常の仕事から小さく更新する考え方。

AI・経営・考え方

9月末の全体会議では、AI時代にイーハイブがどう生き抜くかを3時間話し合いました。「手放す経営」の坂東さんの講演からも、手放すとは仕組みをつくることだと学びました。言葉の違いや政治とお金のことなど、ふと立ち止まって考えたことも書いています。

AIという大きな波を、イーハイブはどう乗りこなす?
■AIという大きな波を、イーハイブはどう乗りこなす?

3か月ぶりのリアル全体会議。AIで誰でも作れる時代に、お客様の課題を聞き、仕事として届けることを考える。

■「手放す経営」は、手放すことではなく仕組みをつくることだった

坂東放レさんを福岡空港にお迎えした、中小企業事業推進機構とBANZAIプロジェクトの合同例会の報告。

■選挙にお金がかかるのか。政治にお金がかかるのか。

政党助成金のニュースから、選挙のお金と政治のお金の違いを素朴に考える。

■「商売」と「商い」は同じ意味? でも、なんか違うんですよねw

「キッズDEあきない」の教材づくりから。漢語の「商売」と大和言葉の「商い」の違いを調べてみた。

働き方・週2正社員

「週2日しか働かないなら、パートでいいのでは?」よく言われる問いに、会社側・働く側の両方から3回に分けて答えてみました。どちらが正解ということではなく、選べることが大切だと思っています。

週2パートと週2正社員
■【企業目線】週2パートの方が安い。それでも「週2正社員」にする理由 1/3

人件費は社会保険料だけではない。辞められるたびにかかる採用と教育のコストから考える。

■【従業員目線】週2パートの方が手取りがいい?それでも「週2正社員」にこだわる理由 2/3

今月の手取りだけで比べていいのか。働く側から見た社会保険と正社員の意味。

■週2パートと週2正社員、結局どっちがいい?―大切なのは「選べること」 3/3

答えは人による。増やしたいのは、働き方を選べる選択肢そのもの。

お金の流れ・地域通貨

9月から続けたベーシックインカムの連載は、10月3日の第12回で完結しました。その後もいただいたご意見をもとに考えを深めています。また、新宮CoCoスクエアで地域通貨CoCoコインを支えてくれているPokepayとの1年も振り返りました。

Pokepayと共に歩んだ地域経済の実験
■第10回|政治家に選ばれるより、お客様に選ばれる商売へ ベーシックインカム

連載第10回。補助金頼みではなく、生活者に選ばれることで商売が育つ流れを考える。

■第11回|子どもを持ちたい気持ちを、お金の不安で諦めなくてよくなったら ベーシックインカム

連載第11回。生活の土台があれば、家族の選択はどう変わるのかを考える。

■第12回|毎月10万円で、何が変わり、何が残るのか ベーシックインカム

連載最終回。広がった問いの期待と、まだ答えの出ていない課題を整理する。

■なぜ私のベーシックインカムは「あえて貯蓄できない」のか?

「将来のために貯められる仕組みも」といういただいた意見をきっかけに、期限付きにした理由を考える。

■ベーシックインカムを「福祉対策か経済対策か」で考えるから話がややこしくなる

福祉か経済か、どちらかではない。全員に配るからこそ見えてくるものを考える。

■福祉や教育現場で使える?Pokepayの可能性

お金を渡すだけではない。参加と成長を応援する仕組みとしての地域通貨の使い方。

■1年間の振り返り:Pokepayと共に歩んだ地域経済の実験

現金を扱いたくない、という現実的な悩みから始まったCoCoコインの1年を振り返る。

新宮CoCoスクエア・地域・日々のこと

特に何もしない「チーム新宮」も第4回。ばあちゃん喫茶の流れでとりすきを囲み、初参加の方も交えてにぎやかな夜になりました。柳川とのご縁や、行ってみたい場所、朝型の話など、日々のことも気ままに書いています。

第4回チーム新宮
■ただ集まって、飲んで、話す。それだけで地域は面白くなる。第4回チーム新宮

10月23日開催、11名(うち初参加4名)。チーム新宮は何のためにやっているのかを改めて考える。

■なぜか柳川につながっていく。ご縁というものは面白い

ウォーキング部の仲間、東区オフ会の常連さん。不思議と柳川へつながっていくご縁の話。

■これから行ってみたい場所は、比叡山です。

2017年に書いた「行きたい場所リスト」のその後。鎌倉仏教への興味から比叡山へ。

■朝型ですか?夜型ですか? 0時を過ぎると機嫌が悪くなります(笑)

迷わず朝型。中学生の頃から続く、早寝早起きの話。


【4】こんねくとラジオ

10月は4回お届けしました。雑談から生まれる小さな会社のつながり、CoCoで育つ助け合い、ホームページの健康診断、そして乗り合い交通から考える地方の未来。身近な話から始まって、いつの間にか地域のこれからにつながっていくのが面白いですね。

■小さな会社のつながりは、雑談から生まれる|こんねくとラジオ第94回

中原コーチと。明太ジャーキーの誕生やコーヒー屋さんとのご縁など、何気ない会話から生まれたつながり。

■できる時間に、できることを。新宮CoCoスクエアで育つ助け合い|こんねくとラジオ第95回

店長役をカバーし合う関係や部活動。それぞれの暮らしを大切にしながら持ち寄る場づくり。

■ホームページの健康診断、してますか? 告知と報告で、ご縁をつなぐ|こんねくとラジオ第96回

一番上のお知らせが何年も前のまま、になっていませんか。ホームページにも定期的な点検を。

■駅には着いた。家まで、どう帰る? ラストワンマイルから考える、地方の未来|こんねくとラジオ第97回

乗り合い交通「チョイソコ」に乗ってみた話から、駅から家までの移動と地方の暮らしを考える。


【5】ホームページセミナー&オープンイーハイブ

活用できるホームページが3時間で作れるセミナー

  • 日時:2026年11月11日(水)13:30〜17:30
  • 会場:新宮CoCoスクエア セミナールーム
  • 住所:福岡県糟屋郡新宮町美咲3-1-1 新宮プラザ2階
  • 定員:12名(先着順)
  • 受講料:1,500円(当日会場でのお支払い)
  • 持ち物:ノートパソコン・筆記具

マーケティングや検索からの入口を考え、ホームページビジョンシートを作り、実際にコムログクラウドでホームページを作ります。今お持ちのホームページの運用を見直したい方もどうぞ。

■セミナーの詳細・お申し込み

オープンイーハイブ――11月12日(木)

11月のオープンイーハイブは、11月12日(木)に開催します。

ホームページやすまっぽん!、AI、週2正社員、そして今月のテーマのセキュリティのことなど、気になることがあれば、お気軽にお話しにいらしてください。

■オープンイーハイブの詳細(Facebookイベント)


10月も、いろいろなことを考え、形にしてきました。寒くなってきましたので、皆さまどうぞ体調にお気をつけて。今月もどうぞよろしくお願いいたします。

平井良明/株式会社イーハイブ

■先月のお知らせ――お金を上からではなく、下から流したら?

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