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「そろそろホームページを更新しないとなぁ」
そう思いながら、気づけば数か月。
管理画面を開いてみたものの、何を書こうか考えているうちに、別の仕事が入ってしまう。
そして、また更新しないまま時間が過ぎていく。
こういう経験はないでしょうか。
ホームページを放置していると、「やる気がない」「情報発信が苦手」と思われることがあります。
でも、少し違う見方もできる気がします。
もしかすると、ホームページを放置してしまうのは、いい加減だからではなく、真面目に考えすぎているからなのかもしれません。
「ちゃんとした記事」を書こうとしていませんか?
ホームページは会社の顔です。
だからこそ、こんなことを考えてしまいます。
□ 会社のホームページだから、きちんとした文章を書かないと。
□ 誰かに読まれるなら、役立つ内容にしないと。
□ 写真も用意した方がいいかな。
□ 短い文章だけでは、恥ずかしいかもしれない。
どれも間違った考えではありません。
むしろ、会社の情報発信を大切にしているからこそ出てくる気持ちだと思います。
ただ、こうした条件が一つずつ増えていくと、ホームページの更新は、いつの間にか大きな仕事になってしまいます。
本当は5分で伝えられる内容なのに、準備に1時間かかりそうに感じる。
そうなると、忙しい日常業務の中では後回しになってしまいます。
ホームページは、いつから「発表会」になったのでしょう?
少し考えてみたいことがあります。
私たちは普段、お客様に説明するとき、毎回完璧な文章を準備しているわけではありません。
「今日は午後からお休みです」
「この商品は、こんな使い方もできますよ」
「最近、こういうお問い合わせが増えています」
こうした会話は、自然にできるはずです。
ところが、同じことをホームページに書こうとすると、急に難しく感じてしまう。
なぜでしょうか。
一つの仮説ですが、ホームページを「日常の情報を伝える場所」ではなく、「完成した文章を発表する場所」と考えているからかもしれません。
発表会だと思えば、準備も必要です。失敗したくない気持ちも出てきます。
でも、ホームページは必ずしも発表会である必要はないと思うのです。
負担が大きくなる考え方
完成した記事を発表する
テーマ選び、文章、写真、構成など、すべてを整えてから公開する。
続けやすくする考え方
必要な情報を届ける
誰に何を伝えたいのかを決め、必要な内容をわかりやすく掲載する。
更新を止める、もう一つの心理
もう一つ、気になる心理があります。
それは、更新していない期間が長くなるほど、次の更新を特別なものにしたくなることです。
1週間ぶりなら、普通にお知らせを書ける。
でも、半年ぶりとなると「久しぶりなのに、こんな内容でいいのだろうか」と考えてしまう。
1年ぶりなら、なおさらです。
もしかすると、ホームページ更新の一番大きな壁は、文章を書く技術ではなく、再開することへの気まずさなのかもしれません。
でも、考えてみれば。
ホームページを見に来る人は、
更新再開の立派な挨拶よりも、
今、知りたい情報を探しているのではないでしょうか。
たとえば、こんな小さな更新でもいい
小さなお店を想像してみてください。
しばらくホームページを更新できていないお店です。
店主は「何かきちんとした記事を書かなければ」と考えています。
でも、ある日、お客様からこんな質問を受けます。
「駐車場はありますか?」
実は、この質問は何度も聞かれています。
それなら、まずはホームページに駐車場の案内を追加してみる。
小さな更新のイメージ
駐車場のご案内
店舗の裏側にお客様用の駐車スペースが2台分ございます。場所がわからない場合は、お気軽にスタッフへお尋ねください。
これだけでも、駐車場を探しているお客様には意味のある情報です。
立派なブログ記事ではありません。写真がなくても、役立つことがあります。
そして、この更新によって、電話で同じ説明をする回数が減る可能性もあります。
つまりホームページの更新は、情報発信であると同時に、日々の業務を少し楽にする取り組みにもなり得るのです。
※上記は考え方を説明するための想定例です。
「更新する仕事」を作るのではなく、「日常の仕事」から更新する
ここからは、少し業務設計の話です。
ホームページを更新するために、わざわざ新しい仕事を増やそうとすると、どうしても負担になります。
そこで、発想を変えてみます。
普段の仕事の中から、ホームページに掲載できる情報を拾っていくのです。
繰り返し聞かれる質問を、短くメモしておく。
営業時間、よくある質問、サービスの説明など、役立つ情報を選ぶ。
必要な内容を確認し、読みやすい文章にして掲載する。
これなら、毎回ゼロから記事のテーマを考える必要はありません。
ただし、何でも公開すればよいというわけではありません。お客様の個人情報や、社外に出せない業務情報には注意が必要です。
また、価格や営業時間のような重要な情報は、正確さを優先して確認する仕組みも必要です。
小さく更新することと、いい加減に更新することは違います。
更新を続ける仕組みとは、品質を保ちながら、無理な作業を減らす仕組みでもあります。
ホームページは、頑張る場所でなくてもいい
株式会社イーハイブでは、中小企業のホームページ運用を考えるとき、単に更新できる機能を用意するだけでなく、実際の仕事の中でどう使っていくのかを大切にしています。
ホームページ更新システム「コムログクラウド」も、小さな事業者が自分たちで情報発信していくことを支えるサービスです。
ただ、どんなに使いやすいシステムがあっても、担当者が毎回「完璧な記事を書かなければ」と思っていたら、更新は重荷になってしまうかもしれません。
だからこそ、更新する仕組みと同じくらい、更新に対する考え方を少し軽くすることも大切なのではないでしょうか。
CLOSING THOUGHT
更新していないことを、責めなくてもいい。
もし、ホームページが長い間止まっているのなら、いきなり立派な記事を書こうとしなくてもいいと思います。
まずは、今日お客様から聞かれたことを一つ。
日常の仕事で変わったことを一つ。
そんな小さな情報から始める。
会社によって、必要な更新頻度も、伝えるべき情報も違います。
毎日更新することが正解とは限りません。
大切なのは、頑張らないと続かないホームページから、自然に情報が集まるホームページへ変えていくこと。
ホームページの更新が止まってしまったとき、見直すべきなのは担当者のやる気ではなく、更新に対する考え方や、日々の仕事の流れなのかもしれません。
無理なく続けられるホームページ運用を
株式会社イーハイブが提供するコムログクラウドでは、小さな事業者が自分たちのペースで情報を発信できるホームページづくりを支援しています。
ホームページの作り方だけでなく、運用をどう続けていくかを考えるきっかけになれば幸いです。
株式会社イーハイブ|ホームページ運用・業務設計・運用改善