久しぶりにベンチャー系のビジネスプラン発表会に参加しました。
通常は投資家や金融機関に向けて、ベンチャーがビジネス発表をする場です。
以前は学生ベンチャーとしての性格が強かったイーハイブも、登壇させていただいたことがあり、今回はおそらく2回目の登壇になりました。
改めてWEB上で発表してみたいと思います。
今回のテーマ、スマホアプリ風ホームページ「すまっぽん!」です。
とくにコロナ禍において、オンラインでの打ち合わせが増えたり、ウイルス対策として、すまっぽん!が活躍しているシーンをお届けしたいと思って、発表しました。
いつものように、最初にスマホをかばんの中から出して用意していただくお願いから入ります。
この作業は結構重要で、なんか始まるぞ!と期待させる効果もあります。
まずはかんたんに自己紹介です。
東京大阪福岡にオフィスはありますが、コロナになってから本社の福岡にもあまり出社してません。
また、1995年創業 しました。ちょうどWIN95が世の中に出てきたときです。
さて、今回のプレゼンテーションの目的は、
資金調達でも、販路拡大でもないです。
「協業先の募集」 しかも、一緒に中小企業のIT化のお手伝いができるところを探しています。
基本的にベンチャーマーケットでは異質だと思いますが。。(笑
さて、いつものように、先程用意していただいておいたスマホでQRコードを読み込んでいただきます。
iPhoneとAndroidで、操作が違うところがありますが、ある程度の方のホーム画面に
私の顔が並んだところでちょっと驚きの声ができるが快感です。
ダウンロードもしていないのに、アプリ(実際はアプリみたいなもの 性格にはPWA)が
ホーム画面に並んでいるのにまず驚いてもらいます。
そして、再び広げてもらって、 ケータイ電話のボタンを押してケータイにつながる様子や、
書籍購入でアマゾンにつながったり、YOUTUBEチャンネルを見れたり、
100枚以上あるセミナースライドを閲覧できたりするところを見てもらいます。
さらに、LINEの連絡したい人を探すのに苦労している方も多く、
そんな話をしながら、私のLINEボタンからは、直接私にLINEが繋がりますと言うと、感心したような頷きがもらえます。
そんな驚いてもらっているところで
なんでこんなものを作ったのかという説明をさせていただきました。
私達イーハイブが会社を作った1995年 やっとインターネットが日本では登場し普及し始めました。
とは言っても、今ほど使っているわけでもなく、各家庭にパソコンもなかった時代です。
しかし、パソコンの前に座ればインターネットに繋がり、情報を見たり触れたりできましたが、
パソコンから離れてしまえば、以前のようにインターネットのない世界に戻ります。
しかし、ケータイが出てきて、インターネットの接続端末が持ち運べるように
さらにスマホにより、動画や音声なども移動しながら、閲覧できるようになりました。
そこで企業では、パソコンだけであれば、SEOを中心とするマーケティングで良かったものが
スマホになると、あまり検索もされなくなりました。
そこで、企業は、アプリの開発、プロモーションをして、ホーム画面に並べてもらう工夫を始めます。
しかし、アプリの開発費は、高いのです。最近では、クラウド開発系のアプリも出てきましたが、
それでも、高いしさらに、お客様にダウンロードしていただくのは至難の業です。
ID/PWがわからない高齢者や、スマホの容量が一杯でアプリが入らない方、
さらに、アプリをセキュリティー的に入れることができない会社スマホまであります。
また忘れていけないのが保守費用です。iOSもAndroidOSも勝手にバージョンが上がります。
それに対応するためいはシステムに手を入れなければいけないのですが、
ここにも費用がかかります。放っておいていいものではありません。
初期費用だけ用意されている企業さんも多いのが、現状です。
中小企業には、資金もなく、諦めている方が多くいらっしゃいます。
そこで開発したのが、「すまっぽん!」です。
初期費用も無料で、月々300円だけのサービスです。
もちろん商標も、特許も取得済みです。
よく勘違いされますが、すまっぽん!を作っている企業側が300円を払えば、
お客様に何人インストールしてもらっても追加料金はかかりません。
もちろんお客様にもかかりません。
本当に300円だけなのです。
さらに、このサービスは、障害者就労支援A型事業所 株式会社カムラックとの共同開発です。
すくないすまっぽん!の利用料ですが、その一部が障害者支援にも活かされているのです。
では、どんな用途があるかを見ていきましょう。
まずは、私と同じように個人名刺です。
営業マンや保険屋さんがお客様とつながるのに最適なツールです。
たくさんのSNS Instagram Twitter Facebook TikTokなどもまとめて紹介できますし、
自分の会社のパンフレットや 商材の取扱説明書さらに、動画までこの中に入れて渡せます。
特にオンラインでの打ち合わせのときは、QRコード一つですべての情報を渡せるので便利です。
飲食店や美容室 エステサロンのようなショップには便利です。
メニュー表をスマホで見せることでウイルス対策になったり、
さらに、注文だけでなく、スマホに入れてお持ち帰りいただくことで
テイクアウトや、デリバリーのメニュー表や注文LINEも一緒にお渡しできます。
活用方法はこれだけにとどまらず、これもほんの一例ですが、
保育園幼稚園、選挙の立候補者、不動産など幅広く使われています。
ちょっと変わったところでは観光ガイドとして使われています。
福岡では有名な「博多祇園山笠」にも使っていただいています。
ガイドブックだけでは、動画を見せることもできませんが、
スマホと合わせることで、動画や最新のイベント情報を閲覧してもらえます。
さらに、スマホには、GPSがついているので、
マップと合わせると、博多の町の中を観光客が迷うことがすくなるなると思います。
さらに、日本語版だけでなく、英語・中国語・韓国語と用意されています。
さらに、違った使い方としては、
自治体さんに利用していただいている「防災すまっぽん!」です。
各世帯に配られる防災マップ(冊子)だけでは、家族全員が持ち歩いてくれません。
というか、家にあることすら知らない方も多いでしょう。
自治体としては、若い人にも使ってもらいたいと スマホ版を作られました。
アプリで作ると数百万かかるところが、数万円で実行可能なのです。
でも、いざ運用を開始すると、若い人よりも高齢者が使われていることに気づきました。
色々話を聞いてみると理由がわかりました。
豪雨や台風が近づいてくると、ニュースでは、「雨雲の動きや河川の水位情報に注意しましょう」と
アナウンスされます。若い人は、検索エンジンで検索すれば、気象庁や国土交通省の河川情報に
行き着くのですが、高齢者は、そんな技術が不得意です。しかし、すまっぽん!を見て
アイコンボタンをクリックするだけで、近くの川の状況がわかるようになっているのです。
もちろん、国土交通省の○○川のページにリンクされアクセスしているだけなのですが、
閲覧している住民からすると、最新の正しいデータがかんたんに見れることが重要で
どこにつながっているかは、そこまで重要ではないのです。
ということで、1~8までのパターンでメインで使っていただいているという話をしました。
ここまで説明してきて、いつも言われることが、この質問です。
300円安すぎます。儲かるんですか? もっと金額上げてもいいですよ。
本当に追加料金とかないんですか?
と、その話をしていきましょう。
たしかに、300円では、営業もいけないし、広告費もたくさんはかけれません。
すまっぽん!の代理店には、旨味がないかもしれません。
でも、すでにちゃんと運営は回っているので、多くの利益はここで入らないのです。
なぜかの説明をしていきましょう。
私達の理念は、本業を通じて社会貢献を実行することです。
本業とは何かというと、 インターネットとくにクラウドサービスを提供していることです。
また、社会貢献とは、零細中小企業の活躍。地域の活性化をしたいと思っています。
この本業で社会貢献ができることが重要だと思っています。
私たちの本業であるクラウドサービス「コムログクラウド・すまっぽん!」を多くの人に使ってもらう。
そのことが、零細中小企業の活躍。地域の活性化につながると信じています。
逆に零細中小企業の活躍。地域の活性化をすすめるためにも、
クラウドサービス「コムログクラウド・すまっぽん!」をより使いやすいものに改良して、
多くの人に使ってもらおうと思っています。
もちろん、300円で提供できる努力はしています。
クレジットカードを使って料金の請求に関する業務や、入金確認の業務をすべて自動化しています。
自動化することによって、毎月のコストを抑えているのです。
導入もお客様ご自身で行うことで、イーハイブの作業は発生しません。また、課金が止まると自動的に停止になりますので、こちらから催促の手間や確認の作業を減らしています。
したがって、300円で成り立っているのです。
では、今回の発表の目的として、協業先をどう考えているのかと言うと
あくまでも、例ですが、
印刷業者さんを紹介します。
・印刷業者はペーパーコースターの提案
・プラスして、すまっぽん!の提案
・メニュー表など飲食店のウイルス感染対策として
・コースターの追加発注で印刷業者も本業で稼げる。
・すまっぽん!提案で、飲食店・お客様が喜ぶ
・すまっぽん!を使ってくれることで、イーハイブは嬉しい。
・スタッフも、障害者も嬉しい。
という循環が生まれればいいと思っています。
すまっぽん!を売ることが印刷業者の本業ではありません。
本業は印刷物を売ることです。
であれば、そこを中心に動いてもらう。すまっぽん!は印刷物の価値を高めるために使ってもらえればと思っています。
そうすることで、
クライアントよし
印刷業者よし
お客様よし
世間よし
イーハイブよし
スタッフよし
になるのではないかと思っています。
現在でも、コカコーラさんや、電柱広告とも協業させていただいております。
さらに、自治体ともコラボさせていただいております。新聞やテレビでも紹介されましたし、
フジサンケイビジネスアイでは、革新ビジネスアワード2020の ビジネス部門優秀賞もいただきました。
ということで、協業や業務提携などをお考えの皆様ぜひお声をおかけください。、
ご清聴ありがとうございました。
また、私に連絡を取りたくなったら、すでに私は皆様のスマホの中にいますので、
そこからアクセスください。
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