地元や自分の営業エリアからきちんとアクセスがあっているか?
それが少ないようであれば、その地域名やエリア名を
きちんと記事に書き込んでいるかを確認する必要があります。
注意:OsakaやTokyoなどのエリアではないのに数が多くなる絶対人数が多いためです。
また、モバイルやスマホなどの移動通信系はアクセス拠点が正確ではないために
OsakaやTokyoにカウントされやすいということもあります。
3つ目
■オーガニック検索(集客>キーワード>オーガニック検索)
GoogleやYahooなどの検索エンジンでどのようなキーワードを
入力して、アクセスしてきたかを調べることができます。
ただ、最近Googleは、セキュリティ強化に伴いユーザーの
入れたキーワードが見れなくなってしまいました。
それが1位の(not provided)になります。
Googleのシェア高い海外では、ほとんど分析できなくなりましたが、
日本では幸いGoogleのシェアがほぼ半分で残りがほぼYahooなので、
半数近くを分析できます。したがってお客様の傾向は確認できると思います。
さて、上位を見ていくと、店舗名や会社名、URLでの検索が
多いのがわかると思います。これは知っている方が検索してきたり、
店舗を知り合いに教えてもらって検索したりしていますので、
絶対数的には多くなる傾向があり、上位になりやすいです。
実はこれらのキーワードは、ちゃんと会社名で来ているなって
確認するぐらいで十分です。逆に会社名が並んでいなければ、
ホームページ内に会社名がほとんど登場していない可能性が
ありますので、確認して下さい。
そして、ここで一番重要なのは、少数のキーワードです。
たとえば、
コムログクラウドをお使いの
東区香椎の
イタリアンレストラン ア・ドマーニさんに
許可をいただきましたので、確認していきましょう。
1位は、Googleの目隠し検索(not provided)です。
そして、上位を見てみると確かに店舗名が並んでいます。
「・(中黒)」があったり、なかったり、確かにお客様は、正確な
店名まで覚えていなかったりします。
したがって、香椎にあるアドマーニさん、福岡にあるドマーニさんで
5位6位8位と並んでいます。
この中で注目は、4位の「香椎 イタリアン」です。
このキーワードを入れた方は、2種類のかた
「香椎で前に行ったイタリアンのお店なんだったかなぁ、
店舗名思い出せないよ。」という人と、
「香椎でイタリアンレストランないかな?」と探している人。
どちらも、お得意さんにはなってませんが、
お店のホームページを見て来店されるかもしれないお客様です。
さて、もっと下がって60位ぐらいを見て行きましょう。
この辺は2人とかしか検索されていませんが、
とても良いキーワードが並んでいます。
「地名+調べたいもの」
「香椎 ディナー」「香椎 パスタ」「香椎 ワイン」「香椎 食事」
「福岡 東区 ディナー」「福岡市東区 おせち」
「福岡市東区 記念日レストラン」
など、みなさんこのキーワードで調べているお客様をイメージできますか?
香椎でディナーを食べたいお客様。
どこか良いレストランおしゃれなレストランはないものだろうか?と
香椎でワインを飲みたいお客様。
どこか良いおしゃれなワインレストランはないものだろうか?と
福岡市東区でおせちを頼みたいお客様。
福岡市東区でおせちを注文できるところはないだろうか?と
極めつけは
福岡市東区で記念日にレストランでお食事がしたいお客様。
記念日に使えるようなレストランを探されているはずです。
このお客様たちは、まさに
まだ「リストランテ ア・ドマーニ」さんを
知らないお客様です。
つまり新規のお客様なんです。
このお客様は、どこかがいいかなと探しまわっているお客様です。
ここにアプローチするために、皆さんはホームページを作ったのではないでしょうか?
そうすると、なにをここで確認するかというと、どんなことを考えて
お客様は訪れているのか?その時にホームページには、
それを説明できる情報がきちんとあるのか?
そこに誘導できているのか?を考えなければいけません。
また、こういったキーワードを増やしていくためにも、
記事を増やしていく必要があります。
ということでまとめ
1.訪問者数をチェックして、来てもらえているかを確認しよう。
来てもらえていないならコンテンツの書き込みを増やしてみよう。
2.営業エリアからアクセスしてきているかを確認してみよう。
少なければ、コンテンツにエリア・地域などの文言を入れてみよう。
3.検索エンジンからきているキーワードを見てみよう。それも上位ではなく下位を。
キーワードを入れた人のことを考えその目的のデータは
HPにあるのかを確認しなければ追加。
そして、あった場合はそこにきちんと誘導されているか
どうかを確認しよう。
またそういったキーワードが少なければ、
まだコンテンツが足りない可能性がある。
コツコツとコンテンツを追加してみよう。
ということで、アクセス解析の活用方法をお伝えしました。
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