「ホームページ、全然更新できてないんですよね」
お話を伺った方から、よくこの言葉を聞きます。
でも、
“更新していない=意味がない” とは限らないと思っています。
むしろ問題は、
「何のために存在しているか」が整理されていないことなのかもしれません。
更新されていないのに、問い合わせが来る会社
実際、
何年もお知らせを更新していないのに、
普通に問い合わせが来ている会社もあります。
理由はシンプルで、
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会社概要が分かる
-
事業内容が整理されている
-
採用情報が最低限ある
-
連絡先が迷わず見つかる
この状態が保たれているからです。
つまりホームページが
「会社案内として機能している」。
これは意外と大きいです。
特にBtoBでは、
営業の前に検索されることが普通になっています。
名刺交換したあと、
会社名検索される。
求人応募前に検索される。
紹介されたあとに検索される。
ここで
“存在確認”ができるだけでも、
役割を果たしているケースは少なくありません。
ただ、放置と整理不足は違う
ここは少し分けて考えたほうがいいと思っています。
更新していないこと自体よりも、
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情報が古い
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担当者が分からない
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サービス内容が現在と違う
-
スマホで見づらい
-
問い合わせ導線が切れている
こうなると、
「運用できていない状態」になります。
これは更新頻度の問題というより、
運用設計の問題です。
言い換えると、
“更新していない”のではなく
“整理されないまま止まっている”
という状態です。
現場では「更新したい」より「更新できない」が多い
ここはかなり現実的な話ですが、
中小企業では専任広報がいないことも多いです。
例えば、
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社長が兼任
-
総務が片手間
-
制作会社に毎回依頼
-
誰が触れるか分からない
この状態だと、
更新は止まりやすい。
実際、
「ブログを書きましょう」
だけでは続かないことが多いです。
更新は気合いより、
仕組みの影響を受けます。
これはかなり観察的に感じています。
更新頻度より、“更新できる構造”のほうが大事かもしれない
毎日更新しなくても、
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必要な情報をすぐ直せる
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社内で役割が決まっている
-
更新手順が単純
-
スマホでも確認できる
この状態のほうが、
長く運用されやすいです。
逆に、
高機能すぎるCMSを入れても、
誰も触れなくなるケースはあります。
システムの問題というより、
業務設計とのズレです。
小さい更新でも、会社の空気は伝わる
たとえば、
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営業日を直す
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施工事例を1件追加する
-
写真を変える
-
スタッフ紹介を載せる
これだけでも、
会社の現在地は見えやすくなります。
「動いている会社だな」
この感覚は、
情報量より空気感に近いのかもしれません。
たぶん、“更新”が目的になると苦しくなる
ホームページ運用って、
途中から「更新しなきゃ」になりやすいです。
でも本来は、
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問い合わせを減らす
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説明を補助する
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採用前の不安を減らす
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信頼確認をしやすくする
こういう役割整理のほうが先なのだと思います。
更新は手段。
ここが逆転すると、
止まりやすい。
そんな会社をかなり見てきました。
まとめ
更新しないホームページが、
すぐ無意味になるわけではありません。
ただ、
「誰のために」「何を載せるか」が整理されていないと、
徐々に役割を失いやすい。
中小企業のホームページ運用では、
更新頻度よりも、
“続けられる設計”のほうが大事な場面もあります。
実際には会社ごとに状況は違います。
情報発信の整理や、
更新しやすい運用設計を見直したい場合は、
こういう相談から始まることもあります。
クラウド型CMSの運用整理については

