ようやくネット選挙解禁も、明日になりました。
7月4日の公示を受けていよいよ2013年参議院選挙の選挙戦突入です。
14回にわたってコラムを書いて来ました。
たしかに、怖い面や不安な面もありますが、
まずは一歩前進として捉えようと思っています。
さて、タイトルのイーハイブがネット選挙運動受託を受けなかった5つの理由ですが
一つ一つ並べて行きたいと思っています。
今までの選挙運動(選挙カー、辻立ち、電話作戦)と違って、名前を売るだけの
行動ではダメだということです。また、ホームページだけではなくて、ソーシャル
メディアが絡んでくると、一朝一夕に”はい出来ます”ではないということです。
しっかりと、フォロワーや友達・ファンとの絆を作っておかないと逆効果も起きえます。
2~3年じっくりとインターネット上で活動してこそ効果があると思っていますので、
全くネット上で活動もしていない立候補予定は相談されても難しいからです。
2.本人の時間が取れる気がしない、さらに後援会の意見により左右されるのは大変。
インターネット、特に今回注目されているFacebookやツイッターは、本人が登場しないと
活用出来ません。しかし、今までの選挙を見てきて立候補者にその時間があるとは到底思えない。
では、スタッフがすればいいかというと、ポスター張りやビラ配りと違って、
本人でないと熱が伝わらないのです。
さらに、本人が忙しいからというと、すぐに口を出してくるのは、後援会やお手伝いの皆さん。
おそらく今回も、立候補者がまだ、Facebookを使ってないと聞くと
今からやらないとダメですよ。今回は絶対です。っておすすめするんでしょうね。
少し聞きかじった情報で、アドバイスされた立候補者が、
本人がネットをわからなければ特に不安になって始めることでしょう。
残念なことに。。。。。
実はビジネスをする上で重要なことなんですが、結構あるんです。
自分たち政治家こそが労力をお金に変えている仕事なのに、
政治家さんの周りには、ボランティアも多く、
このぐらいならみんなただで協力してくれるという雰囲気があるのです。
なので、デザインやライティングなどは、どうせ時間使っただけでなんにもお金かかってないでしょ?
って言う出す人も稀にいるのです。
例えば
ホームページは納品しようと思っても、CD-ROM1枚程度
ポスターは、印刷したら、ダンボール何箱
これを比較されポスターにはお金を払ってくれたりする。
あ、もちろん一部の方の話ですよ。
さらに特に選挙は怖い。
通常の商習慣である、納品後請求書発行、翌月末入金を実行しようとすると、
請求書発行しようとしたら、落選していて事務所がなくなっている。
更にそれを発注した担当者がどこにいったかわからないので、払えないときたもんだ。。。
まあ、話に聞いただけで私が直接あったわけではありませんが。
こういうことも考えて行かないといけないのです。
今回は、ネット選挙解禁直後ということも有り、
できること出来ないことがはっきりしていない。
特に取り締まる立場の警察も困っている状態。
そんな中で、これは安全だとか、これは間違いだとか、うかつにも言えない状態なのです。
私も記事としてまとめたものは、総務省の出しているガイドラインを読んだ上での判断で、
実際やってみてもなんにも言われないものもあると思います。
したがって、今回は見送りつつ次の地方選挙などを視野に入れて
今回の選挙戦を見てみようと思っています。
ネット選挙解禁の話が上がって、正式に法案が通過しそうだと言う話になった時から、
実は上のような内容をあちこちで話しをさせていただいていたので、声がかからなかったのです。
実際には、ネット選挙の解禁を受けて、東京や福岡で複数の団体さんに向けてセミナーはさせて頂きました。
また討論会にコメンテーターとして参加させて頂きました。
さらに、新聞テレビ局を含め取材依頼や、社内セミナー依頼もあり、お受けいたしました。
なので、今回は回りにいる方々の少しでもご支援が出来ればと思い活動させていただいたのです。
最後に今回の選挙戦が、日本の未来を明るくするための選挙になることを祈っております。
皆さん投票には行ってくださいね!