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ホームページを作るとき、よく出てくる言葉に「CMS」があります。

CMSとは、簡単に言えば、専門的な知識がなくても、管理画面からホームページを更新できる仕組みのことです。

お知らせを追加したり、ブログを書いたり、商品情報を直したり。そういった更新を、制作会社に毎回依頼しなくてもできるようにするための仕組みです。

では、中小企業にとってCMSは、結局どれがいいのでしょうか。

結論から言うと、「有名なCMS」よりも、「自社の更新業務に合うCMS」を選ぶことが大事です。

ここを間違えると、せっかくCMSを入れても、更新されないホームページになってしまいます。

CMS選びで見落とされやすいこと

CMSを選ぶとき、多くの場合は機能に目が向きます。

デザインの自由度。ページ数。ブログ機能。SEO設定。拡張性。費用。

もちろん、これらも大切です。

ただ、中小企業の現場でよく起きるのは、「機能はあるけれど、誰も使わない」という状態です。

たとえば、管理画面には入れる。でも、どこを直せばよいかわからない。画像サイズが不安。公開前に誰が確認するのか決まっていない。結局、更新が止まる。

現場では、こういうことがよくあります。

更新できないホームページは、CMSの機能不足ではなく、運用設計不足で止まっていることが多いです。

CMS選びは「道具選び」ではなく「運用設計」

CMS選びを整理して言い換えるなら、こうです。

CMSを選ぶことは、ホームページを更新する道具を選ぶことではなく、情報発信の流れを決めることです。

誰が書くのか。誰が確認するのか。どの情報を、どのページに載せるのか。更新頻度はどのくらいか。古くなった情報は誰が見直すのか。

この流れがないままCMSだけを入れても、現場は迷います。

逆に、流れが整理されていれば、CMSはシンプルなものでも十分に役立ちます。

具体例:お知らせ更新が止まる会社の場合

たとえば、ある中小企業でこんな場面があります。

営業担当が展示会のお知らせを出したい。

総務担当が写真を受け取る。

社長が内容を確認する。

でも、ホームページの更新方法がわからない。

結果として、展示会の告知はSNSだけになり、ホームページには載らない。数か月後、ホームページを見ると、最新情報が半年前のままになっている。

これは、珍しい話ではありません。

この場合、必要なのは高機能なCMSとは限りません。必要なのは、たとえば次のような整理です。

  • お知らせの入力項目を決める
  • 写真の扱い方を決める
  • 公開前の確認者を決める
  • 更新担当者が迷わない管理画面にする
  • 更新後の確認手順を決める

つまり、CMSの問題に見えて、実際には業務の流れの問題でもあります。

中小企業がCMSを選ぶときの基準

1. 更新する人が使えるか

CMSは、制作会社や専門担当者だけが使えればよいわけではありません。

実際に更新するのが事務担当者なのか、営業担当者なのか、経営者なのか。その人が無理なく使えるかが大切です。

高機能でも、操作が複雑すぎると更新が止まります。

2. 更新する内容が決まっているか

「とりあえずブログを書きましょう」だけでは続きません。

お知らせ。施工事例。導入事例。商品情報。採用情報。よくある質問。

どの情報を更新していくのかを先に決めることで、必要なCMSの形が見えてきます。

3. 確認と公開の流れがあるか

中小企業では、更新担当者と最終確認者が別になることも多くあります。

書く人。確認する人。公開する人。

この役割が曖昧だと、更新前に止まります。「社長確認中」のまま、公開されない情報も少なくありません。

CMSを選ぶ前に、確認の流れも考えておく必要があります。

4. 続けられる費用感か

CMSには、初期費用だけでなく、月額費用や保守費用がかかる場合があります。

ここで大切なのは、単に安いかどうかではありません。

更新を続けるための費用として納得できるかです。

ホームページは作って終わりではなく、情報を更新しながら育てていくものです。そのためには、無理なく続けられる仕組みにする必要があります。

コムログという選択肢

コムログは、ホームページの更新や情報発信を続けやすくするためのCMSです。

大切にしているのは、派手な機能を増やすことではなく、中小企業が日々の業務の中で、無理なくホームページを運用できることです。

たとえば、更新担当者が迷いにくい管理画面。お知らせやブログなど、日々の情報発信に使いやすい構成。ホームページを「作ったまま」にしないための運用のしやすさ。

CMSを選ぶときは、機能表だけでは判断しにくい部分があります。実際に誰が使うのか、どんな情報を出すのか、どのくらいの頻度で更新するのか。そこまで考えて選ぶことが大切です。

今日できる行動

1. 更新したい情報を書き出す

お知らせ、ブログ、事例、商品情報など、自社が今後更新したい情報を紙に書き出してみます。

2. 更新する人を決める

誰が文章を書くのか。誰が写真を用意するのか。誰が確認するのか。担当を決めるだけで、CMSに必要な機能が見えてきます。

3. 更新が止まっている理由を確認する

今のホームページが更新されていない場合、理由は操作の難しさなのか、確認の遅れなのか、ネタ不足なのか。原因によって、選ぶべきCMSも変わります。

まとめ

CMSは、どれが一番よいかを単純に決めるものではありません。

中小企業にとって大切なのは、自社の業務の中で、無理なく更新を続けられるかです。

機能が多いCMSが合う会社もあります。一方で、シンプルで迷わず使えるCMSの方が合う会社もあります。

ホームページ運用は、会社ごとに状況が違います。だからこそ、CMS選びも「何が有名か」ではなく、「自社の運用に合うか」から考えるのがよいのではと思います。

もし、ホームページ更新の流れやCMS選びを整理してみたい場合は、業務整理や運用設計の視点から相談することもできます。

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