今日打ち合わせで話しているところで、うまく説明しても伝わらないことがあった。
私の言葉が伝わってなかった。。。
私が常日頃
「ビジネスパートナーになりましょう。」や
「コラボしましょう」と言っていることが、どうも認識に大きなズレがあることにことに気づいたのです。
それは、
すまっぽん!の打ち合わせをしているときに起きました。
すまっぽん!は、いろいろな
クラウド系のサービスと連携できます。
予約システム、ファイル共有クラウド、決済システム、ショッピングカートなど
URLのあるWEBページ・クラウドサービスや、URLスキームを持っているアプリ、電話、メールなどの情報であれば、基本的にほぼすべてすまっぽん!に連携できます。
例えば、予約システムクラウドを連携すると
すまっぽん!から、美容室の予約ができたり、歯医者の予約ができたりします。
すまっぽん!からしてみると
予約システムが使えることで、すまっぽん!に機能がついたように見える。
予約システム開発会社から見ると
予約システムだけだったのが、すまっぽん!にまとめるとによって電話やメールなど他のツールと並び、お客様が使いやすくなる。
新時代コラボ(私が考えているコラボ)
上記のようにお互いにメリットだと思ったときに、
私は、情報交換しつつお互いのお客様を共有したり、業務提携してニュースリリースしたり、とコラボを提案します。
つまり、すまっぽん!は新しいシステム拡張の開発もしない、デザインも変えない、名前も変えない。
もちろん、相手の予約システムにも、システム開発の要請は出さない、デザインもそのまま名前もそのまま。
公開されている「すまっぽん!」の契約と、公開されている「予約システム」の契約をしてもらいます。
お客様の契約は、すまっぽん!と予約システムの2個になりますが、それぞれが自分のシステムのサポートをできるので、親切で丁寧なサポートになると思っています。
新生代コラボ
なぜ、認識のズレに気づいたか
しかし、どうも、一般的には、業務提携してコラボをするということは、そうではないようです。今日納得しない相手を観察していて気づきました!
コラボするとは、どちらかが商品を仕入れてカスタマイズし、一つの商品にしてどちらかのチャンネルで販売すると思われているようです。
そこには、打ち合わせの時間も、労力もかかります。また新しい商品は、今までとは別物なので、新しいプロモーションを考えなくてはなりません。
今までのコラボ
なぜそれがわかったかかというと、
私達の考えるコラボの話をすると、
それだと利益取れないじゃないですかと言われたんです。いやもともと取るつもり無いんです。といったらびっくりされてました。
まあ、紹介料や通常の代理店の仕組みを利用できれば、御の字ですが、別にそこから利益を取るつもり無いんです。取ろうとするとお客様への提供費用も上がってしまいますし、そもそも、すまっぽん!が300円だから気に入っているお客さんが、1,000円になったり5,000円になることによって、興味がなくなったりするだけでなく、私達の利益はあまり変わらないのに商品の価格だけが上がってしまうことになるからです。
あくまでも、2つのサービスをリンクして使うのはお客様です。
お客様へ、利用のイメージを広げてあげるのが、業務提携でありコラボであると思っています。
私達にとっては、一緒にニュースリリースをしたり、互いのお客様に情報を提供して顧客の層を広げたり、新しい使い方を提案できたりすることコラボの醍醐味だと思っています。
これからの時代にどちらのコラボが合うのか。
ひと世代前の考え方は、一つの会社を大きくすることを考えられていました。いい商品を見つけた>・商品を仕入れて売る・カスタマイズして売る・OEMで売るなど
もちろん売れれば、自分の利益を増やせることになります。商品を納品する方は、提携が決まった瞬間に、売上がある程度見込めることになります。
つまり、会社を買収して、サービスを買収して、大きな会社になり、株式上場してさらに大きな会社になる。
しかし、これからの考え方は、たくさんの優秀な小さな会社やクラウドサービスがそれぞれ独立しうまく連携することで、大きな仕事をしていくと思っています。
それぞれの利益は、それぞれで完結していますし、自分のサービスをもっと成長させるところに力を入れてもらえればお客様はもっと喜ぶのではと思っています。
この違いがわかるでしょうか? 新生代コラボ
今までのコラボ
さらに新世代コラボはこんなことも
すまっぽん!から見ても、クラウドの数だけコラボ先があります。バリエーションがあります。
つまり、すまっぽん!×Nの可能性があるんです(※下図)。さらに、3つの組み合わせ、4つの組み合わせも合わせると、
可能性は無限大になります。
コラボの広がり さらに、すまっぽん!の視点ではなく、予約システムから見ても、決済システムから見ても、同じく無限大あり、コラボの可能性は大きく広がっていくのです。
私は、新時代コラボは、すでに浸透していると思ってました。私の周りがみんなそうだったので、、、
でも今日、そこから違ったんだと、ショックを受けると共に、いろいろ今までの取り組みで不思議なやり取りが理解できました。
私が今まで感じていた違和感
・クラウドサービスなのに、OEMでの提供を求められた。
・コラボの話をして東京に打ち合わせに行ったら、うちが商品を仕入れる話になっていた。
・つながったら面白そうと紹介されて会いに行ったら、共同開発の話だったり
なんでそうなるんだろうと不思議だったのですが、今日コラボの考え方の違いに気づいて納得しました。
もしかしたら私は、大手企業や既存の会社、組織の中で仕事をしたことないので、すんなり新しいビジネスモデルを受け入れたのかもしれません。よい新時代コラボに出会ってきたからかもしれません。
で、どちらのコラボも理解した上で、私はこれからの世の中には、
新時代コラボが必要なんだと思いました。そして、もっと多くの人に共感していただけるようにビジネス交配会などで啓蒙していこうと思いました。
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