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「“なんとかなる”の根拠は、行動にある」Startup Weekendプレイベントを終えて

「“なんとかなる”の根拠は、行動にある」
Startup Weekendプレイベントを終えて|


先日、Startup Weekend 守山のプレイベントにて、一パネラーとして登壇する機会をいただきました。テーマは「起業」と「多様な働き方」。学生さんたちとの対話を通して、私自身も多くの気づきをもらった時間となりました。



正直に言うと、最初はちょっと緊張していました。というのも、相手はこれから社会に飛び出そうとしている若者たち。彼らにとって「起業」や「働き方改革」なんて言葉が、どこまでリアルに響くのか――そんな不安がなかったと言えば嘘になります。

でも、始まってみると杞憂でした。目を輝かせて真剣に耳を傾けてくれる姿に、「今こそこういう話が必要なんだ」と、逆に背中を押される思いでした。


 

幸せの4因子とスキメシ®️の話

今回私からお伝えしたのは、起業や制度の話だけではありません。
「幸せの4因子」と「スキメシ(好きなことをメシにする)」という、私自身がずっと大切にしている2つのキーワードを紹介しました。
  • やってみよう因子(自己実現と成長)
  • ありがとう因子(つながりと感謝)
  • なんとかなる因子(楽観性)
  • ありのまま因子(自己受容)

この4つが満たされることで、人は前向きに生きられるとされています。

そして、「スキメシ」――つまり、“自分の好きなことをメシ(=仕事)にしていく”という生き方は、これからの時代を生きる学生にこそ必要な視点だと思っています。

起業って、特別な人のものじゃない。スキルも学歴も、もちろんあったらいい。でも、何より大切なのは「ちょっとやってみようかな」の一歩。そこに、幸せの種が転がっているのです。
 

アンケート結果から見えた学生のリアル

講義後、学生さんたちからたくさんの感想をいただきました。
そこには、「起業は遠い存在だと思っていたけど、やってみたくなった」「自分の時間を大切にしたいという気持ちに素直になれた」といった声が並んでいました。

▷ 起業への印象が変わった
「挑戦するって、もっと重たいことだと思ってた。でも“なんとかなる”という言葉に、気が楽になった」

「自分のアイデアが小さくても、それをカタチにすることに意味があると知った」

▷ 多様な働き方に共感
「週2正社員という制度を初めて知って、将来の可能性が広がった」

「働きながら副業や起業にも挑戦できるって、自分らしいキャリアの始め方かもしれない」

▷ 自分の人生を自分で選ぶという視点
「“スキメシ”という考え方がすごく刺さった。仕事はお金のためだけじゃなく、自分らしく生きる手段なんだと気づいた」

学生さんたちの言葉から感じたのは、「悩みながらでも、自分の人生を自分で選びたい」という強い意志でした。
それを受け止められる社会でありたいし、そういう社会を一緒につくっていけたらいいな、と心から思います。
 

最後に

私はこの日、パネラーとして話をしに行ったつもりでしたが、気づけばたくさんの“まなざし”に出会い、逆に学び直す時間になっていました。

学生のみなさんの感想を読みながら思ったのは、「自分の生き方を自分で選びたい」という、まっすぐな意志の存在です。

起業とか、週2正社員とか、新しい働き方の話をしてきたけれど、結局のところ伝えたかったのはひとつ――
“あなたのままで、ちゃんと価値がある”ってこと。

「なんとかなる」って言葉は、魔法でも無責任な楽観でもありません。
でも、いまを見つめ、これからに手を伸ばしている人にとっては、
“自分にかけるちいさなエール”になる気がするんです。

未来は、誰かに与えられるものじゃない。
それぞれの「やってみたい」が、少しずつ形になっていく。
そんな風に、人生は進んでいくのかもしれません。

このイベントが、その最初の一歩になっていたなら、
それはきっと、ちょっといい時間だったのだと思います。

 

そうそう、ちょっと余談ですが、アンケートの中で「起業」と「企業」がけっこうな頻度でごっちゃになっていて、「企業してみたい」とか「企業に関心が湧いた」という表現がちらほら(笑)。

でも、それも無理はないなと思います。
“起業”って、まだまだ日常語じゃない。聞いたことはあっても、自分の言葉としては遠い。

だからこそ、今回のようなイベントを通して、
「自分にもできるかもしれない」「いつかは選択肢になるかも」
そんなふうに、ほんの少しでも**“起業”が身近なものになればいいな**と、心から思っています。

 

StartupWeekend 新宮町は、2025年6月20日~22日 に行われます。

詳細は、こちらまで https://swshingufukuoka202506.peatix.com/view
 

【アンケートのまとめ】

学生の感想まとめ(起業と短時間正社員制度をテーマにしたプレイベントより)

プレイベントに参加した学生たちの多くが、「起業は難しい」「一部の特別な人だけが挑戦するもの」という先入観を持っていましたが、今回の話を聞いて「意外と身近な挑戦であり、学生だからこそできる価値がある」と認識が変わったという声が多く寄せられました。

特に印象的だったのは、「自分のやりたいことを形にすることの魅力」や、「起業は社会に新しい価値を生み出す手段として、やりがいがある」という前向きな評価。また、リスクや不安もあるが「まずはやってみる」「失敗しても学びになる」という姿勢が重要だと感じた学生が多数いました。

一方で、「まだ具体的なアイデアがない」「知識が足りない」「自信がない」という声もありつつ、そうした不安さえも「一歩踏み出せば意外となんとかなる」という言葉に背中を押されたという反応も。

短時間正社員制度についても、「多様な働き方を支える取り組みとして興味を持った」「人のためになる働き方をしたい」といった声があり、就職という枠にとらわれないキャリア設計の視点を持つきっかけになったようです。

全体として、「視野が広がった」「将来の働き方や生き方を見直すきっかけになった」との感想が多く、起業というテーマが、就職活動中の学生にとっても価値ある刺激となったイベントだったことがうかがえます。

「多様な働き方・週2正社員」について

今回の講義を通じて、多くの学生が「週2正社員」という新しい働き方に強い関心を持ち、従来の「週5日・フルタイムが当たり前」という常識から意識を大きく転換させていました。

特に女性や将来のライフイベント(出産・育児など)を意識する学生からは、「短時間でも正社員として働ける制度があれば、人生設計の選択肢が広がる」といった前向きな声が多く上がりました。また、時間の自由度が高まることで副業や起業などにも挑戦しやすくなり、「自分らしく働ける未来」に希望を感じた学生も多かったようです。

一方で、「多様な働き方は魅力的だが、具体的にどう活用すればいいかが分からない」「実際には制度が整っていても、社会の理解や導入が進まないことが壁になる」といった現実的な課題も認識されていました。

全体としては、「働き方の多様化」は今後さらに広がるべきであり、個々の事情や価値観に応じて選べる制度の整備が、就職・起業の両面で重要になると多くの学生が実感していました。

自由意見・講義を通じた気づき

今回のプレイベントを通して、多くの学生が「起業」や「多様な働き方」というテーマを通じて、自分の将来や価値観を深く見つめ直すきっかけを得たことが伺えます。

特に、「何かを始めるのに遅すぎることはない」「学生のうちにこそ、挑戦できる強みがある」というメッセージが心に響いたという声が多数寄せられました。「今の自分に明確な目標がなくても、いろいろな経験を通して見つけていけばいい」といった前向きな気持ちを抱いた学生も多く見受けられました。

一方で、「自分にはスキルや知識がまだ足りない」「将来に対する不安がある」といった悩みも正直に綴られていましたが、それを踏まえて「なんとかなる」という前向きなマインドや、「まずは小さく動いてみる勇気」が大切だと感じたという声も印象的です。

また、講師のリアルな体験談や価値観に触れたことで、「起業家にもいろんな生き方やバックグラウンドがある」と知り、形式や安定だけに縛られないキャリアのあり方を自分ごととして捉えるようになった学生が多かったことも特徴です。

総じて、今回のイベントは就職活動中の学生たちにとって、自分自身の可能性と向き合う「きっかけ」と「勇気」を与える貴重な時間となったようです。


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