本業を通じて社会課題解決を実践するを目指して経営実践研究会のメンバーと福岡県柳川市での研修会に参加してきました。
まず本業とは別にお金を寄付する社会貢献もありますが、我々中小企業はそんな余裕はありません。自分たちが活動する本業でこそ、社会課題を解決することで、持続可能な活動ができます。
それを仲間と、助け合い励まし合いながら、活動しています。
遠くは東京から、そして、大阪・広島からも参加していた仲間と、二日間柳川を視察してきました。
まずは、柳川商店街・GOTO商店街の視察から開始です。
ZOOMを使って、商店街をライブで中継しながら、配信しています。
また、今後も動画のコンテンツを使って、消費者と商店をつなげていく試みをお聞きしました。
つづいて、大正3年創業の(株)オーツボ様を訪問。板海苔の生産機械を制作されていて、その説明を聞いた上で実際に地元産業の海苔の生産行程現場を視察させて頂きました。
干満を利用したのりの養殖が盛んな有明海に面した柳川市
ここでのりを使った、商品を作り上げます。
実際に板海苔を作っている機械の上にいます。
有明海に夕日が落ちていました。
懇親会を終えたところで、体調も考え早々と、ホテルへ
二日目は、福祉村を柳川で作っている 社会福祉法人 学正会
保育年賀2箇所 児童養護施設、障がい児入所施設、障がい者支援施設が3箇所
グループホームが3箇所特別養護老人ホームが3箇所などなど、一つの街に沢山の福祉施設がありました。
時間の関係で保育園・障害者支援施設 老人ホームと見学させていただきました。
理事長さんと写真
その後、柳川といえば 柳川藩主立花邸御花 歴史を感じさせる建物です。
立花家第十八代当主でもある立花千月香さんに案内していただきながら
和洋折衷の建物を見学させていただきました。
そう、立花家といえば私が毎日見ている立花山の立花山城の当主だった立花家です。
お庭を見せていただきながら、コロナ禍で観光客も減りましたが、庭の手入れはしないわけには行かないのでと。これだけ立派な建物と庭園を維持するだけで大変です。
福岡市東区にある立花山の麓で育った私としても、柳川立花との縁を感じながらなにか一緒にできないかと考えたいと思いました。
さげもんでも有名な柳川、御花に飾ってあります。
最後に柳川のお堀を見て歩き二日間の研修が終わりました。
地域にこそかかえている社会課題がある。大きなものから小さなものまで。
ただし、外部が色々言っても始まらない。地域の人が中心となり、また遠くの仲間は、その地域の人とコミュニケーション取ることによって、地域が元気になる。
また、遠くの仲間も、そのお手伝いができることで、自分の地域にも活かすことができる。
そんな仲間づくりを今回の研修と通じて感じました。ZOOMでしか、打ち合わせできなかったメンバーと2日間をともにすることで新しい活力を得られたと思っていました。
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